穴子を探して

母は穴子料理を見るたびに「小さい穴子がない。」という話をします。
どうも、子供の頃食べた穴子は小さいものだったらしく、「小さい穴子が食べたい」といいます。
そして「小さい穴子を出すお店を探せ」とも言います。そんなのGoogle先生だって教えてくれなさそうです。
以前テレビでちらっと見たお店が小さい穴子を出していたらしく「その店があるのは銀座らしい」というぼんやりとした情報で探し出せと司令を出してきます。でもまさか「お宅の穴子は小さいですか」と聞いてまわるわけにもいかず。
 
私にとって穴子はたまにちらし寿司やらに乗っかっているようなもので、それほど馴染みがあるわけでもなく、大きさにもこだわり無く(大体切られていて大きさはそれほどわからない)、味も比べるほど知らないのですが、どうも母は美味しい穴子=大きくないものの中に居る のようです。