お盆

打ち水白いきんとんの上に青い琥珀をちりばめ、打ち水の掛かる様を表したお菓子。暑い日の打ち水は涼しさを呼ぶ。#お菓子 #和菓子 #打ち水 #虎屋 #とらや#うつわ #噐 #現代

暑い・・・・。

お盆も真っ只中。帰省する先を持たない東京育ちなので、帰省できないということはないのだけれど、都内に住む親戚同士も会わないことにしたので、なにもない連休となりました。8日から10日の連休はなにもない連休でした。

ロボット掃除機ブラーバのM6に部屋を覚えさせたり、パピコを初めて食べてみたり。親戚から「パピコっていうのを見かけたから買って食べてみたよ。」とLINEが来たので、我が家も真似して買いました。パピコ。全員初パピコで「子供の頃に食べるようなものだねきっと。」などと言い合う。丸い取っ手のようなものがついているのですが、そこに指を引っ掛けて引っ張って口を切るのだと思うのだけれど、母は「そうなの？ここを持って食べるのだと思っていた」とのこと。冷たいから、コップみたいに持って食べるのだと思ったそう。

さて、お菓子は打ち水。白きんとんの上に水しぶきを表す青い琥珀をさいの目に小さく切ったものをちらしたお菓子。

白い石、あるいは砂の上に水をまく様を表したような。銘は打ち水。白とか青は綺麗なのだけれど、器と合わせるのが難しいなと毎回思う。色とは別にあまりに美しすぎたり静謐な雰囲気だと器とは合わず、懐紙のみだとか、木目が見える白木の銘々皿だとかそういったものでないと集中力が削がれるような気がする。

今回のものはきんとんだし、意外と可愛らしい見た目なので、そういったことはなく、可愛いのでかわいい器に乗せて、なんとなく洋菓子っぽくもなってしまい、銘とは離れてしまったなあと思います。ああ暑い。