11月の根津美術館

現在公開中の企画展は根津美術館所蔵の国宝、重要文化財展示。

毎年出る鈴木其一の屏風と屏風についてはそれぐらいだったのですが、好きな絵巻がいくつか。

絵過去現在因果経、天狗草紙絵巻、十二因果絵巻と楽しげな(内容は楽しげとは違いますが、絵がかわいい。)がお気に入りの絵巻でまた見られてよかったです。

今回重点的に楽しんだのは釈迦涅槃図。空いていた時間帯があったので、よく見ることができました。大きな図なので、あちこち見ているうちに時間が立つ絵です。

茶室展示もいつもの茶会仕立てとは少し違う展示。

こんな時期なので、所蔵品でいいものをたくさん持っている美術館は自前のものをどーんと出すというのがいいのだろうなと思います。

2015年以来の展示という那智瀧図もやっぱり立派な力ある作品だなと思いました。飛瀧権現那智の瀧を行かずして拝むことができる図。

 

今年は前半は美術館がほとんど閉じてしまっていました。

今も、オープンしていますが、なかなかいつ行ったらいいのかと迷います。

予約があるとはいえ人があつまるし、外出もといった感じです。

このこまった病気はおそらくなくなるということがないのだろうと思います。これからどういう暮らしや仕組みをみんなで作ったり実行していったらいいのかなあと思います。