ひっくりかえる

昨日、どうぶつの森の歌手の犬、名前を「ととたけ」と書いたけれど、これが正解かどうか私にはわからない。もしかしたら「ととけた」とか「とたけと」とかそういう名前かもしれないな。と思う。

私は文字が隣同士、判別がつかないことが多い。こうしてタイプして文字を入力していると、音を頭で考えて指を動かしているので、なんとかなっているが、もしうち間違えたり、入力とキーが合っていなくても、わからないことが多い。

幼い頃から、数字、アルファベット、ひらがな、カタカナ、そういったものの文字が前後ひっくり返ったり、ひっくりかえっていても判別できない。

だから、数字が横に並んでいたりすると大変苦労する。

もちろん、一文字一文字、じっと前後を見ないようにすれば、その文字がなにか、はわかる。けれど前後に並んでいるとだめなのだ。大変なのだ。でも、日常では音や文脈などで補い、それらの見え方は「うっかりミス」として処理されるぐらいになっていると思う。非常に困ることが多いのだけれど、ごまかせるのだ。

これは血筋のようなものがあるらしい。母もそうなのだ。非常に数字が並んでいると判別しにくいというような様子を見ているとそう思う。けれど、そういうのが当たり前なので、それほど気にしていない。

ということで、あの犬の名前は私の頭の中では「ととたけ」だけれど。そう、こういった同じ文字を重ねて、ひらがなやカタカナで表記されると判別がちょっと辛い。がんばって確認することはできるけれど、そこまでする気がないのでそのまま、日常はそのように過ごしている。だから、ホントの名前がわからないものは多いのかもしれないな、と思う。文字で見ただけのものは。音は覚えられる方だったようで、音ですべて補っているのかなあと自分では思う。

漢字もひっくり返るものがあって、人の名前では苦労する。村松さんと松村さんは判別できない。がんばって、音を最初に思いうかべ、その音に合う最初の文字がこれだから合っている。という方法で正解を導きだしているが、文字でこういった名前のどっちかといった覚え方をしてしまうと、音で名前を呼ぶときも躊躇する。つまり、「ムラ」が最初のひとでよかったよね、といったような。

本を読むのが好きなのに、そんな事ないでしょ、と思うかもしれないけれど。

そういうのは色々と補えるのだ(そしてはっきりは単語を読み切れているかどうかは謎)。そう、そういえば平家物語の人名が「これは!」となるのは通り字が多いからなのだ。そうそう、家康の家もそうだぞ!前になったりあとになったり。そこは統一してほしいぞ。音が似ているのが多いのはやめてほしい。どうにもならないけれど。

 

なので、毎回「このエピソードの君はいったいどの音なのだ」と思ってます。