連休気分

山椒の種。春にまくこともできるという。

秋に蒔いたものは、どうやら芽がでなかったよう。残念。そして新たに手に入れた種。本山椒と朝倉山椒。もう、えいやっと、春というには遅いけれど蒔いてしまう。

竜胆の植木鉢。予想していなかったすみれが竜胆が生えている根元の同じような場所から出てきてしまった。石鎚竜胆。可愛そうかなと思って、植木鉢から出してみたら、根っこがもう植木鉢のところまで届いてまわってしまっている。植え替えをして、根をわけて、すみれと離そうと思っていたけれど、根っこが絡んでいてとれそうにない。すみれと分けることしか考えていなかったけれど、仕方なく、一回り大きな鉢へ植え替えることにした。どうしよう。このすみれ。

困ったことにあっちこっちからすみれが出てきてしまっている。離れて出てきてくれればいいのに、全部、育てている草の根元の、見分けがつかないぐらい同じところから生えてきている。どうして?

今、育ててみたいなと思っているのはイヌノフグリ。ちっちゃなちっちゃなピンクがかった紫の花が咲く地味な小さな日向の草。オオイヌノフグリは子供の頃たくさん咲いていたけれど、そういえば、これもあまり見なっくなった。オオイヌノフグリ、こっちはブルーの小さな花。イヌノフグリはさらに小さな花。

子供の頃は、平凡だったシジミチョウ。最近見かけなくなって懐かしく、好きだなと思うようになりました。だから、シジミチョウの食べ物になるような、つまり幼虫が好きな雑草を低い位置に育てておけば、来てくれるかなあと思って食草になる雑草を少しずつ、日向に並べたいなと思っています。カタバミなんかは勝手に生えてくるので、それはいいのだけれど。ベニシジミはフジでしたっけ?フジかあ。フジ。盆栽で育てる?あまり大きくなる生き物は困る。

それともう一つ懐かしいのは雛草、ハコベ。これも、たくさん生えていて、ちっちゃな花が咲いていた。飼っていたインコに上げるととても喜んで、近所のお蕎麦屋さんで飼っていた鶏にあげにいくと、とっても喜んでたくさん食べるので面白くて、幼稚園から帰ると、とってはあげに行っていた。

ぺんぺん草なんかもたくさん生えていたけれど、今住んでいる場所にはあまり生えていない。雑草はたくさん見るけれど、子供の頃よく見た草とは種類も割合も違うようだ。

 

庭の木を切った。大幅に。もう大きくなりすぎていた木を。素人には切れない様になってしまっているような木。植木屋さんに来てもらって、もう、こんな大きな木はいりません!とバッサリ。枝を切るというのではなく、もう、幹の部分をちょんぎったという感じ。かっこ悪くなったけれど、いいのです。そんなふうに、庭の大きくなりすぎた木をばっさばっさと小さくした。思い切ったことをすると、なんだか誰かに報告したくなる。

それで少し日向ができて、二週間ぐらいたつと、もう、日向を狙って雑草が育ち始めまた。しめしめ。こういう草は、常にどこかに漂っているのだろうと思う。たくさんたくさん種を飛ばすのだろうな。