ひよどりくん

朝からヒヨドリがずっと「ひーよひーよ」と鳴いている。

冬になると、とにかく朝、明るくなるとすぐ、ヒーヨヒーヨと言い始める。

そういえば、仕事場の近くは結構四十雀が鳴いている。青山の根津美術館に近くも、いつもものすごくヒヨドリが鳴いている。

ヒヨドリよりも四十雀に来てほしいということで、小さい虫など庭にいないかなあと思っている。そういえば、いつもはあまり家の方には来ないセキレイも家の前で会ったので、庭にやっぱり小さい虫なんか地面にいないかなあと思っている。あまり開けた場所ではないので、来ないかな。庭には。

幸い(?)家の庭はそれほど手入れしていないので虫には自信あるんだけれどもなあ。

冬は食べ物が少なくなるので小鳥たちは「おなかすいたよー」と思っているらしく見える。虫は用意できないけれど、種ならあるかなあ。植木鉢で育てた草、雑草たちがあるので、それでよければ食べてほしいのだけれど。

以前は猫が結構ウロウロしていた我が家のまわり。お向かいさんが猫を放し飼い(それはどうかと思うけれど)だったからかもしれない。住んでいる人が変わって、もう猫はいない。野良猫のようなそうでないようなという、今どき珍しい飼い方だったけれど、とにかく猫はみんな徐々にいなくなってしまった。かわいいなと思っていたので少しだけ残念。困ることも多かったようだけれど。

身の回りに生き物がいないのは寂しい。仕方ないので虫などをかわいがったりはしているけれど、生き物を可愛がりたい!という気持ちは周期的にものすごく盛り上がるのだ。子供の頃からなのだけれど、常に生き物を可愛がりたいのだけれど、それがものすごく盛り上がる周期があるのだ。

今は猫がいないのでカモン。小鳥たち。

ひよどりくんたちは、怖がりのくせに、結構果敢に庭に来るので、庭の木の実など楽しんでいただければと思っている。

本当はもっと可愛がりたいんだけれどもなあ。でも、野生の動物はあまり積極的には関われないのだ。やっぱり家の中に自分の動物がいるといいなあ。まあ、そうなると可愛がりたい気持ちが爆発しつつも、なんだか及び腰という不思議な感じになのだろうな。またそれもよしなのだけれど。