日本には20種類ぐらいのたんぽぽが自生しているのだそうだ。西洋たんぽぽばかりになってはいるけれど、在来で色々とあるものなのだなあと思う。最近近所であまりたんぽぽを見なくなった。名前が可愛くて、種が面白いたんぽぽ。総苞の外側が捲れるのが西洋たんぽぽ。
春になると花が咲き始める。道のあちこちに、小さい場所を見つけて生えているような草は面白い。ちょっとしためじのところは砂や種がたまるところで、よく鳥がつっついているけれど、そういうところに生えて、ちゃんとちっちゃいながらも花が咲くものがある。
壁だのブロックだの引っ掛かりのあるところにも草。
ちっちゃい草にちっちゃい花。ちっちゃいながらも全て完全に出来上がっていて、上手にできているなあと思う。ちっちゃい花にも大きな花と同じような綺麗な作りが詰まっていたりする。
道を歩いている時にも見ることができるので、けっこうたのしみにしている。
掃除で取られたりしないようなそんなところにちょこんと生えているのをみるのを楽しみに仕事の行き帰りに見ている。
たんぽぽはそうもいかない地面のひらけたところに咲く花だから最近あまり見かけないのかも知れない。