茨城の花の公園

たくさんのバスツアーが出ている、茨城にある大きな公園に行きました。

国営ひたち海浜公園あしかがフラワーパークの二つ。

友達にゴールデンウィークの間に、どこか一日ぐらい遊びましょうと言われて、バスツアーに誘われたのでした。

出発する時から各社のバスが複数台出発するような有様で、かなりのツアーが組まれているようでした。他の場所からもくるでしょうし、中国の人たちの海外旅行ツアー、日本ツアーにも組み込まれているので、そう行ったツアーも来る。もちろん、日本同様、中国の人も個人旅行の人もいて(他の国で団体ツアーというのをあまり見かけない。あることはあるのだろうけれど。)、その他の国の人の個人旅行も、そして日本でも個人でもちろんバラバラに車や鉄道で来ていて、人はいっぱいいるな、という印象でした。(中国の人が来てるなあとすぐわかりやすいので(声が大きくてのびのび話す傾向がある)。他の国の人は、離れたところでは何語を話しているか不明でわからないことが多い))

花の季節ですものね。

ひたち海浜公園ネモフィラの丘が有名らしい。

行ってみると、ネモフィラが植えられた丘が続いていて、確かにすごい光景でした。写真映えするのか、花園に会う服を着てきてポーズを取る人、ウェディングドレスを着ている人、色々いる中、人々がぞろぞろと丘を上がっていく様は、離れて眺めると、なんだかアニメだとか映画だとかに出てくる、あの世への道みたいな感じで、不思議な光景。

あの世感がありつつ、薄青い一面のカーペットはなかなかの壮観です。なるほど人気のスポット。

その側には菜花畑も作ってあり、こちらも撮影スポットのようでした。

バスツアーなので時間制限あり。「ネモフィラのある場所から離れるな」の指示があり、他の場所を見ることはできませんでした。海浜公園はとても広く、ネモフィラスポットはその一部にすぎません。混んでいる季節による場所を避けばのんびりと公園を楽しめるのかもしれません。

食べ物についてはいくつか屋台のような食べ物を売るお店が出ています。

私たちはツアーだったので、お弁当を持たされて、放牧。

ネモフィラ畑を眺めつつ、お弁当を食べました。

開けた場所で、何種類かの鳥の声が聞こえました。百舌鳥が盛んに鳴いていて、餌となるものもたくさんいるのだろうなあと思います。

百舌鳥などの鳥も素早いながらも姿を見せてくれるので、鳥スポットでもあるかもしれません。

素早くお弁当を食べ、ネモフィラ付近にとどまり、お昼時刻前にバスへ戻れ、との指示を守りバスへ戻り、次なる足利フラワーパークへ。こちらは小さい施設でした。

藤が有名らしく、いい季節で藤がたくさん咲いていました。藤が好きな私は大満足。藤を棚に作っているものがいくつかあり、綺麗です。いい香もするし。こちらも結構な人で、比較的狭い通路が多いので歩くのに多少難儀するといったところがありました。写真をみなさん撮っているし、自分を入れての写真に夢中な人が多いので、普通の撮影より混雑を増すような動きや場所とりが多いのかもしれません。各国、自撮りの共演といった感じでした。

藤の他にも沢山の花が咲いていて、花の香りがいっぱいの園内。ゆっくり座って過ごすような場所もあるにはあるのですが、混雑しているので、座ることもできず、ただ園内を彷徨う。という格好になりました。

それでも夢のように霞む藤の花を離れたところから眺めていると、「ウィステリア荘ってシャーロックホームズだっけ?」という考えが浮かんだり、沈んだり。

暑い日だったので、園内で販売している藤サイダーを買って飲んだりしつつ、彷徨いました。

コジュケイが鋭く鳴いたり、ガビチョウがものすごく長く鳴いたり。鳥の声も色々聞こえてくる場所でした。どちらの公園も四十雀はもちろん、関東にいる他の季節の鳥の声がよく聞こえてきます。鶯も盛んに鳴いていました。

この園も食べ物に関しては多少の売店のようなものがありました。どんなものを売っているのかはわかりませんが。

朝は小雨が降っていたのだけれど、お昼前には曇りになり、気温が急上昇してとても暑い日でした。ゴールデンウィークに出かけるなんて、本当に久しぶり。バスのおかげで遠くへ出かけられて楽しい1日でした。