菜切り包丁

いつだったか忘れたが、我が家の菜切り包丁は刃が欠けた。
研ぎに出したあと、すぐに、固いものでガツンとやってしまったのだ。
不自由をしていて、でも、修理に出すのはタイミングが難しく、後回し後回しになっていた。
ついに決意して包丁を箱にいれ、手拭いで巻いて出掛ける。
元々この菜切り包丁が入っていた箱は捨ててしまったので、同じ店の違う包丁が入っていた箱にいれる。
入らない。
入らないけれど無理にいれ、蓋が閉まらないので輪ゴムでとめ、手拭いでぐるぐる巻きに。
それにしても、包丁を持ちあるいていると落ち着かない。
落ち着かないままなんだか早めにお店についてしまった。
駅で時間を潰す。

一昨日お店に来たとき聞いた話では、包丁の欠けを落としてまた刃を作るので二週間程度かかるという。
入院中である。
だいぶちいさい包丁になりそう。
それまで、三得包丁でなんとかしのぐ予定。