和む話

 滝沢馬琴曲亭馬琴)の南総里見八犬伝。それの表紙が犬いっぱいのバージョンがあって、すっごく可愛いのです。あのむくむく犬いっぱいは柄としても優れていて、素晴らしいなと思います。ああいう布があったらちょっと着てみたい。

曲亭馬琴といえばスペクタクルとんでも話がうまい人という印象。奇想天外(でも長い)でおなじみ椿説弓張月。読みたい(しかも翻刻してないバージョン)と思っているけれど(無料で国立図書館のネットで見られるから)、あの版の癖を覚えないと読めなさそうな所で躊躇。苦手なんですよ。

とにかく可愛かったな。表紙。

 

 市ヶ谷の、市ヶ谷見附の橋を渡っていたら、燕がひゅーっと頭の上を飛んでいきました。燕ももう巣立ちの季節かなあと思います。巣を出て、また河の近くのかやの中で過ごすのかな。