そして乾かない

外に干すのが嫌で室内で畳んで干していたからなのだけれど、

ベッドカバーが乾かない。

夏の単の麻でできているものなのだけれど、乾かない。

仕方ないので、干し二日目。

 

夏の洋服から多少暑くても着られる長袖の服を出してきて入れ替える。

ブラウスが少なく、コットンシャツはあるけれど、アイロンが面倒なのととしを取ったらぜーんぜん似合わなくなったので、かなり戸惑っている。

そして出してみてなぜかニットが大量にあることに驚く。これ、どうしよう。

前年、洋服を入れる引き出しを一つ潰して着物をいれるようにしたのだ。

もう入れるところがないので、洋服を回せない。

家にいる時の格好と仕事に行く時の格好と、外出をするときの格好は全部別々なのだけれど、その数のバランスが悪いのだろう。最近洋服を買っていないので、新陳代謝もできていない。

 

そして、秋冬物のパジャマが出てこない。どこへ行ったのか。

あさからバタバタ。昨年、やっぱりどうみても似合わないだろうということで処分したパジャマがあるので、その時思いっきり処分してしまったのかもしれない。

一枚分厚いものと、薄めのガーゼのパジャマを探し出して、今年はこれを着ることにする。

ガーゼパジャマは穴が空いていたので、もういいかと思って、刺繍糸で適当に繕った。

 

せっかく秋になったので、自室の机でのむお茶の湯呑みを入れ替える。

今まで伊万里の小さい湯呑みを使っていたのだけれど、同じく明治時代の今度は九谷の湯呑みに変えることにした。

菊の絵が描いてあって、これ何?というような川辺で何の花かわからない木の元で、うーん狩衣?みたいなのを着ている人がいる絵が描かれている。人物画がイマイチな湯呑みだけれど、なんだかおもしろかわいいので使っている。

菊が描かれているので秋の絵なのだろうと思うけれど、人物がパートのところは季節感が今ひとつわからないような絵だ。

写真を載せたいぐらいだけれど、今ひとつうまくとれそうにないのと、今使っているiPadだと写真の切り取りが面倒なので(今現在もよくわかってない)省略。

 

人物パートのところでいちばん左にいる人は髪型からすると幼い人なのだと思うけれど、とにかく関係性がよくわからない。これ、何の絵?紅葉が描かれているのか?と一瞬おもうのだけれど、メインになっている木の絵だには白い花が咲いている。これ何の木?

なんだかよくわからないけれど、憎めない感じの湯呑み。