うさぎ

祖母が生きていた頃。祖母の家には小さい飾りがたくさんあった。少しずつ集めたものだったようで、今となってはどうなったのかわからないけれど、小さい頃、夏休みに祖母の家に行ったときは、かわいい小さい置物を見ては姉と楽しんでいた。本当に小さい指の先に乗るような小さい動物を州浜のようにしているものだとかそういったもの。

台所の横、リビングの棚に飾ってあった。

そういった小さいミニチュアの飾りを置くのは母も好きで、姉も好きなようだ。そういうのを見慣れたからか、私も棚の上に季節に関係するものを小さい飾りを置いたり、人形を置いたりする。母も季節ごとに玄関の飾りを変えていて、ちょっとジオラマっぽい感じもある。

9月の重陽節句も終わって、次は月見かなあ、と思って自分の小物類を整理していたら、ずっと以前民芸品のガチャガチャで出した小さいうさぎの餅つきのおもちゃが出てきた。ガチャガチャのカプセルに入るほどの民芸品ミニチュアなので、とても小さい。

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うさぎのミニチュア民芸品

隣の稲穂のような飾り(これは箸置きについていた飾りの稲の穂先)を差しているのは茶杓置き。ミニチュアの花瓶のように見えるので買ったもの。本来の使い方を全くしないので買う時作家さんには申し訳ないと心のなかで思いながら買った。ご本人を目の前に「ちっちゃい花瓶として使います」とは言えず。

まだ湿度が高い日が続く。あまり過ごしやすい日とは言えない毎日。気温が上がっても湿度が下がれば過ごしやすいのだけれど。鼓も湿度があまり無くてもありすぎても私は困る。湿度50前後ぐらいが一番好きな湿度かなと最近思う。今使っている皮が一番調整しやすい。