小さい

小さいものはかわいい。

ミニチュアというのは小さく成っているだけでどこか驚きと楽しがあるものだ。

小さいものがたくさん並んでいるというのも好きだと思う。

植物もどちらかというと小さいものが好きなようで、雑草を可愛がるのもそいういった小さいものが多いからかもしれない。雑草にも大きいものがあるのだけれど(勝手に生えてくるものの中には木もあるわけだし)、そうったものはあまり可愛がっていない。勝手に生えてくる風や虫に運ばれてくる中で、小さい花で小さい葉っぱを持ったものをかわいいなと手元で眺めるのが好きだ。あれこれ小さいものがたくさん混ざっているのもきれいだと思う。ぽちっと出てくる双葉も好きだ。本当に細かいちっちゃい双葉が土から出てくると、種はどのぐらい小さいのだろうと思う。

祖母が集めていたミニチュアはその後どうなったのかわからないけれど、私が幼い頃、ほしいほしいと行って分けてもらったものが1つだけある。姉も1つもらったと思う。せっかく集めたのだからと母に叱られながら、孫の頼みを断りきれない祖母がくれたコレクションの1つだ。私は鶴と松のミニチュアをもらった。姉は羊の本当にちっちゃいものをもらったと記憶している。

 

小学1年生頃の私のお眼鏡にかなった鶴と松

大きさがわかりにくいので、鉛筆と一緒に写真を撮ってみた。とても小さい鶴と松。

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鉛筆と比べるととても小さい細工だとわかってもらえると思う。

古いものなので、台のところや鶴が汚れているけれど。

こういったとても小さいものを並べてあった。おそらく受け継いだ人はいないのだろうと思う。祖母の頃はこういったものを普通に手に入れることができる時代だったのだろうと思う。