割合よく通りかかる、某企業のビルの受付に、ペッパーががっくりとうなだれている。毎回暗いフロアで胸からがっくりと前にうなだれていて「ペッパーよ。」と思う。
ペッパー。もう少しいろいろなことを話したり臨機応変なロボットなのかと思っていたのに、見かけるペッパーは単に顔がついているディスプレイとして店頭などに立っているところしか見たことがない。
あれ、ロボットにする意味あるのだろうか。という使い方しか見たことがない。
そのペッパーがロビーの片隅でうなだれているのを見ると、流石に生きていないとはいえ気の毒な気分になる。
毎回気の毒だなとちらっと見て通り過ぎるを繰り返している。
導入して月額料金を支払っている側のほうが更に気の毒なのかもしれないが。