冬の鳥

鳥の声を覚えるようにするようになってから、鳥の声が一日中いろいろなところから聞こえるようになった。

テレビ番組でもよく聞こえてくる。後ろで鳥が鳴いているのだ。

都内の住宅街でよく鳴いているのはヒヨドリ四十雀もよく鳴いている。四十雀はとても鳴き方のバリエーションが多くて、とても全部は覚えられない。そういえば、今年よくNHKでカラ類の文法について放送しているのを見る。すでに以前から話題になっていたけれど、最近研究がまとまってきたのかもしれない。以前見たテレビ番組で特に興味深いと思ったのは、幼鳥が集まって、それぞれの言葉で同じものを言い合うという場面。これでバイリンガルトリリンガル・・・と違う種類の同じ混群になる鳥の言葉が理解できるようになるのだろうと予想されている。

命がかかっている単語、文法なので必須なのだろう。敵の名前、警戒の形態、餌についてなど。そしてその声を鳥以外の生物も参考にしているという。

この間の朝、NHKの朝の番組で、バードウォッチングが紹介されたそうで、母が録画していてくれた。さえずりが面白いアオジも登場。でもさえずりの季節ではないのであの面白い声を聞くことはできない冬の鳥。

冬は鳥がとても目立つ季節だと思う。

街を歩いているとあちこちから声が聞こえてくる。

子供の頃も思ったけれど、野生の生き物でこんなに身近に多く現れる生き物は珍しいと思う。地面を歩いていないからだな。と思う。