猫の舌

食欲が出たりでなかったり。

ふとチョコレートが食べたい・・・かも?

というときにすかさず食べているのがデメルのあの猫パッケージのチョコレート。チョコレートはいろいろあるけれど、デメルのあの板状のものが一番食べやすい気がする。味はミルクのふつーの味でぱりっと折れるぐらいの板状で、一本ずつスティックになっていた。板チョコとも違う、つぶちょことも違う絶妙さがある気がする。

味もあまり凝りすぎていなくて、落ち着くのでいろいろ迷うけれど、最終的にはこれかなあと買う。

パッケージの猫は舌を出してべーっとしている。チョコレートの形が猫の舌イメージの形だからだ。

まあちょっとペダルやパドルといった言葉を思い起こすような形状で猫の舌はあまり思い起こさないけれど、ラングドシャー、タングオブキャット、猫の舌らしい。

実際の猫の舌はものすごくざらざらしていて、さすが肉食獣とすっかり忘れていたことを思い出させてくれるものだ。普段あまり猫に接しないので、たまに接すると、おー肉食獣よと思う。外で出会うと足の裏がひんやり冷たかったり、その足の裏をさりげなくこちらの足の甲に乗っかることでちゃっかり温めていたりで忘れそうになるが、肉をこそげとることができるようなざらざら舌をしている。

大型のネコ科の肉食獣も同じような舌だという。まあ舐められたことはないけれど。

ネコ科の大型獣については死んでしまった後の毛皮サンプルをなでたりしたことはある。意外なごわごわさに、これは死んでしまったからなのか、もともとなのか?と今も思っている。生きている状態で触れる生き物は限られているからなあと少し残念な気がする。子供のころ、とにかく動物のいろいろを触ってみたくて、当時はまあいろいろ甘かったので、動物園でそっと動物を触ったりしていた。結構珍しい動物も触ることができたし、意外なチャンスで象に乗ったりして、それを大学ノートに書いたりしていた。(小学生)

触り心地に興味あるぜ!という感覚は大人になっても残っているらしく、ものを見ると見た目の質感も重要なのだけれど、触り心地が気に入らないとどうしても使えないというところがある。洋服などはそれでだめだったりすることがあってすこぶる不便な部分もある。