小さいチョコレート

テオブロマのパッケージの絵を書いている樋上公美子さんの展覧会を一昨年か去年か忘れてしまったけれど行った。

インスタで展覧会をしている、と書いていたので行ってみたのだ。

テオブロマのパッケージはどれも動物が描いてあってとても好きだ。

猫や犬だけでなく、キャビアはなんだかおめかししたチョウザメだったり、鹿、リス、トラなど様々な動物が登場する。哺乳類や鳥類だけでなく、爬虫類も登場するところがとても良い。

お菓子はパッケージ。

テオブロマは中身もとても好きだけれど(じゃり、カカオニブ、キャビアなど私の好きなつぶつぶ系が多い。香りも味ももちろんだけれど。)パッケージや姿が美しい事はお菓子にとても重要なことだと思う。お菓子は意味を食べるところがある。

菓子には銘がついていることが多い。たとえ、生の一つ一つのお菓子でなく、箱入りのお土産のお菓子だとしても、その来歴や名前の由来などが箱の中に入っていないものは興ざめだ。できれば箱にある程度の趣向があり、中にお菓子の名前は何にちなんで、どのようなつもりでつけたのかといったことが書いてあると嬉しい。

洋菓子だとそういうことは無いことのほうが多いけれど、やはり、何を表しているのか、どういったことを表現しているのか、は伝わってきたほうが楽しい。

テオブロマといえば、バレンタインシーズンにチロルチョコとのコラボをしていた。テオブロマのあの楽しいパッケージを小さくした絵がついたチロルチョコ。小さい絵を並べてみるととてもおもしろい。小さいというのもきれいで可愛い。