雀が座っているところ

もう何年前になるかわからないけれど、日本全国で「雀減ってますね」という話題になったことがあった。そのままずっとあまり見ない年が続いていたけれど、おととしぐらいから、少しずつ見るようになっています。

家の近くのアパートの生垣には、雀が二羽ぐらいいつも低い木の中にこもっています。結構人が通るところで、道路のわきなのだけれど、知っていて見ないとわからないので、雀も安心して平気でジュピジュピ言っています。たまに生垣の上に出ているのですが、それもやっぱりいると思ってみていないとよくわからないので、誰も見ないとわかっているのか、結構平気で座ってます。木にとまってますなのですが、なんだか平らな生垣の上にちょこんと出ているので、座っているみたいに見えます。

仕事場の近くの低い植木の中にもいつも何羽かいて、大騒ぎに騒いでいますが、やっぱり歩く人からは見えないとわかっているのか、かなり近くを通っても逃げたりしないで茂みの中でジュピジュピ言っています。

朝は山のほうから様々な声が聞こえてきて、あれは四十雀コジュケイとわかるものもあれば、なんだかわからないものもあり。珍しい声が聞こえると、何だろうなあと思います。今はさえずるものが多い季節なので、とってもたくさん声が聞こえてきます。

そうえいば、去年ずっと来ていたヒヨドリですが、去年はレギュラーで来ていた4羽は来ていないように見えました。ヒヨドリ自体は来てるものの、去年のとは違うような。あまりはっきりはわからないのですが、去年来ていた四羽の中にすごく大きくてぼさぼさしたのがいて、私は「ボサ雄」と呼んでいたのがいるたのです。それが来ていないし、もう来ないのかなあと思っていました。

今月に入って、ベランダに出すナッツを砕いたナッツを出すものをメインにしたら(以前の中心はピーナッツを殻ごとつるしたり、細い棒に差したり、つるしたりしていたのです。その形だとヒヨドリはとても食べにくい)、ヒヨドリが場所を覚えたのか、結構来るようになりました。その中に、なんと、ボサ雄・・・らしき鳥がいたのです。うん。あれはボサ雄・・。ボサ雄!生きていたのかー。ボサ雄ー!ボサ雄よー!と思って喜んでいたら、去年、ボサ雄といつも入れ替わりに来ていた黒くてつるっとした感じの細いヒヨドリに見える鳥も来るようになりました。これは去年と同じ鳥なのかなあ。

とにかくボサ雄(推定)が来たので、せっせとナッツを出しています。今年はフルーツはなし。