笛の会

二日目の朝。仕事がないので、気持ちよく起床。

switchのピクミン4がはかどる。

朝食・・・を取るほどでもないけれど、とにかくたぶんパンを食べたのかなあ。持参した一保堂のティーバッグとドリップ式お茶が大活躍。ホテルの備え付けのティーバッグは粉っぽい味が多いので、毎回お茶だけは持参するようにしています。お茶を飲むと元気が回復するので大事な旅のアイテム。京都に来たら時間があるから、例えば「きねや」さんなんかに行ってバッグを注文したりするのもいいなあなんて思っていたのですが、まったくそんな外出する気になりません。いつもは布を郵送していたので、その場で渡せるしいいじゃないと夏になる前は思っていたのですが。夏になると「この暑さじゃ、外出はしないな。」と思いなおして、やめました。布を持っていくにしても、前もって約束をしておくことになりますから。

そんなだらだらした朝ですが、少しは散歩しよう。と午前中の比較的涼しい間に散歩。クマゼミの声がものすごい。街路樹からだとは思うのだけれど、四方八方から、ものすごい音量が聞こえてきます。空間全部が蝉の声でみっちりうまっているよう。

適当にぶらぶら歩いて、烏丸御池まで。烏丸から電車に乗って四条に。以前よくこの辺りをぶらぶらしていた時は、烏丸御池付近の書店によく入り浸っていました。四条はデパートとか昆布屋さんとか。でも、人がたくさんいるので四条河原町付近は苦手です。四条あたりは行くと「うわー」と思ってしまうので。特に夏は元気がなくて無理ですね。地下が発達しているので、地下で移動。

適当に散歩になったかなと思って烏丸までまた電車で戻り、そこからぶらぶら歩いて帰ることにしました。途中、人が紙を手に話しかけてきました。すわ、宗教OR詐欺OR何かしらの売り付け?と思ったのですが、なんと迷子でした。道案内をする。人に親切にしたのに、この後、最終日、地下鉄で痴漢に会います・・・。神よ。なぜか京都でよく痴漢に合うのです。バスとか電車とか。しかもかなり積極的な痴漢に。全員男性老人です・・・。なぜだ・・・神よ。

ホテルにかえって、お昼でも食べるかなあとぼーっとしていたら、ピンポーンと呼び鈴が。お掃除をしていないので、いつするか?とのこと。12時半ごろ部屋を出ると告げて、そのあとお掃除をしてもらうことにしました。

ぼーっとそれほど食欲ないなあと思いつつ、この日は午後笛の会で、それが夕方まで続くので、途中でエネルギー不足になってはいけません。お昼を食べて、出発です。

前日、歩いていきましたが、この日は暑いので、電車に乗ることにしました。ちょっとだけなんですが。

この日の会はかなり自由な会で、主催の先生の自主公演なので、もう、先生の思い通り。最初の三番叟は井上安寿子さんでした。おー京都気分(笑)。お能の会ですが、お能の三番叟ではなくて、三番叟の翻訳版のような感じの舞でした。とっても上手な方ですので、初めてじかに舞を見ましたが、見ごたえありました。面白いなあ。

居囃子だとか、舞囃子などあったり狂言があったり、一調があったりした後、道成寺道成寺も見るのは私は久しぶり。およそ5時間弱でしたが、楽しい会でした。

久しぶりの観世会館で、楽しい会で大満足。楽しかったなあ。と思いながらホテルに帰りました。

この日はどのぐらい元気があるかわからなかったのですが、せっかく京都に行ったので、一食ぐらいはちゃんとしたご飯を食べよう、と思っていて、ホテルの和食を予約していました。またホテルダイニング。一人だからしょうがないのです。

このお店が当たりのお店でした。フレンチがあんな状態なのに、和食はしっかりしてるんだな。不思議。店内は昔懐かしい、なんというか古めかしい作りではありますし、なんというかゴージャスな感じではありませんが、知っているこの感じという、こういうよくあるタイプの古いホテルの食事処の作りかなあと思います。割合リーズナブルな値段で、味がおいしい。一人で入ってもなんとかなる、ありがたやの和食のお店でした。

あおいしかったので、また行っちゃおうかなあ。