土曜日

6月。今日は最初の土曜日4日。

昨日は雹が降ったところもあったという荒れ模様で夜はちょっと涼しすぎるぐらいだったけれど、今日は晴れ。

冬から春にいろいろとやってきていた鳥たちは、みんな子育てにまい進するためか、去っていった。さえずりは盛んに聞こえるけれど、もう我が家にはやってこない。

今朝は朝からガビチョウが鳴きすぎるぐらい鳴いていて、ちょっと「もうそろそろやめたら?」と思うほど。とても声が大きい鳥で、さえずりも長い。ものまねさえずりもする鳥で、白いツタンカーメンみたいなメイクみたいな目の周りが特徴。外来種だという。体が強いのか、とにかく張りのある声で長く囀る。近所の男性はこれがたまりかねるらしく、イライラして外で鳥に対抗してぴよぴよ言い返していることがたまにある。とほほ。地面をゆっくり歩いているのを見かけることがあるので、土の上のものも食べるのだろうと思っている。

四十雀ヒヨドリも鶯も。よく囀っている。ちょっと遠い雑木林のほうからはもっといろいろな鳥の声。燕は以前より見かけなくなった。もう子育てはそろそろ仕上げで終わりの季節なのだろう。

一度だけ家の近くでイカルの声が聞こえたことがある。

何かがやってきているに違いない幼虫の糞のあるあたりの植木をじっくり見ているのだけれど、何も見えない。ヨトウムシだと土の中かなあ。

5月の初めに植物園で買ったバジルは見事にもりもり何者かに食べられてしまっている。穴だらけ。おいしいのだろう。はっぱを食べる場合薬もかけられないので、もう、食べられるままにしている。本当に買って帰ってすぐ食べられ始めたから、こういう香りの葉っぱが好きな生き物か、もうなんでも葉っぱは大好きな生き物か。やっぱりヨトウムシなのかなあ。

梔子は花がいくつか終わった。まだ小さいつぼみになりそうなところがあるから、咲くのかもしれない。咲いた後があまりきれいではないので、きれいさを求めるならば葉ながらは取ってしまった方がいいのだろう。茶色く縮れていてあまりきれいではない。でも、梔子の実ができるかどうか見てみたいので、そのままにしてある。秋になるまでの実験。花の時期が終わったらちゃんとほかのところは切らなければ。

天気がコロコロ変わって、鼓の調子が変わりやすい季節。そしてこの後梅雨、夏は好みの調子ではない季節。ああ私の好きな調子の季節が終わってしまう・・・と思う。