発見

年を取るのは発見の毎日。と聞いたけれど確かに。

最近では「膝が痛い」という初めての体験をしておりました。

ま、生まれて生きるのも初めてなので年を取るのも初めて。

考えてみれば生きていると初めてばっかりなんですよね。生きるの初めて一回目だし。

若いころは、腰が痛いというのがよくわからないなと思っていました。そういうこともあるんだなあぐらい。でも実際体が弱ってくると、確かに痛くなるわ。

そして今回の、何でもないのに膝が痛い。という感じ。

この、何でもないけど、が年なんだろうなと思う。

4年前ぐらいに肩が痛くなり、そのままかたまって、手が動かせなくなるという四十肩五十肩といわれる肩問題が発生してびっくりしていましたが(これも初めて体験で実は怖かった。しかも病院に行ってリハビリして治したので時間とお金がかかった。)、今回はまあ、階段で痛いなぐらいの感じで、痛い日が急にやってきて「おお」と思って数日、またそれほどでもなくなったのでいいか。ぐらいの感じです。

目ももうすっごく見えなくなりました。

若いころは、携帯メールだとか打ち間違い、変換間違いなんてどうやって起こるのか、まったくわからないと思っていましたが、あれ、見えないからなんではないかと最近思っています。私のLINEなんかは誤変換だらけです。でも送っちゃう。送る前に見る気がしないんですよ、見えないんだもん

老眼炸裂でなにもみえない。けれど、日常生活は何とかなってしまう。たぶん勘。

若いころから近視で、0.1なくて矯正でなんとか0.8だのなんだのだったのですが、今は矯正して0.3とかそのぐらいしか出てません。で、そうすると老眼となるともう遠くも近くも見えないんですよ。

というわけで、何も見えない五里霧中の中を暮しているので、すべてが勘。

誤変換ぐらいで驚いていられないのです。

というわけで、LINEとかそういうのがひどく面倒になっています。目、もう文字なんかには使いたくない気分に。で、好きな本が読めなくなる。

紙の本が好きで読みたいのに、矯正状態だと読めないんですよ。近すぎて。遠ざけると視力が出ていないのでそれも見えない。

裸眼でものすごーく近くしてみないと文字が見えないので、日常生活ができないぐらいの視力にしておかないと本が読めない。となると、もう家で何もしないでいいという状態にしておかないと本が読めない。

以前はちょこちょこと時間がある時に本が読めていたのに読めなくなってしまうわけです。

 

Kindleのいいところは拡大ができるところで、今はKindleなら本が読める。という状態。でも紙の本が好きなんだなあ。

 

そんな事情で本が読めないので、だんだん本から遠ざかってしまい、今度は本を読む体制(裸眼0.0・・いくつぐらいの状態)にしても頭に入ってこなくなっちゃいました。少し面倒な文書だと。文章を読む力というのも慣れというか訓練が必要なものなんだなと今は思っています。

 

メールとか、LINEとかもうひたすら目が見える状態までもっていかないとできないので面倒だし、ふと思ったときにできません。返信なんてその場ではできなくて、そのうちだそうだそうと思っているうちに忘れちゃいます。というわけで、読む文字が好きだったのですが文字が苦手に。書く方ももうあまりまとまらないんですよね。

 

というわけでいろいろできなくなっていってます。まあしょうがない。