スーパーの野菜売り場に柊が置いてあったので買う。いつもはもうちょっと違う柊だけれど、今回はふと目についたスーパーの柊。鬼のお面がついている。それを見た家族が、豆がらを飾らなくても我が家にはピーナッツの殻が、飾っているわけじゃないけどぶら下がってるね。という。四十雀に殻付きピーナッツをあげていて、木にその殻がぶらさがっているのだ。ピーナッツじゃ鬼も驚かないか。

スーパーのレジを通って帰る通路のところに、ケーキ屋さんがある。その前を通ったとき、一緒に行った家族が「そういえば、節分ケーキっていうのはあるのかしら」という。あるかもね、最近だからと見たけれど、その日は見当たらず。でも、和菓子屋さんでも鬼なんてきんとんで作ったりしているし・・・と言っていて、ちょっとまった。お多福じゃなくて、なぜに鬼。鬼は宿敵側ではないのか、という話になる。そういえば節分といえば鬼。という傾向がある。鬼をなんとなくもてはやしているような。なにかっていうと鬼をキャラクターとしてもてはやしているような。

鬼の面を持って「鬼で鬼を追い払う形になるのかしら」など言い始める母。もしかして、そのお面をかぶって、豆をまくつもり?

そのお面を持った人は鬼役でやっつけられる側ですよ。豆まいちゃだめですよ。もう。

節分でやっと季節が変わるような気がする。やっと区切りがくるような。ほんとに今年になるような。