夏の素敵な着物

そういえば、京都の笛の会に行ったとき、来場客のなかで、ほんとうに素敵な夏の小紋を着ている人を見かけました。素敵な柄行で、黒地に見える夏の生地におっとりとした大きめの柄。かなりいいものに見えました。お年の頃はわかりませんが、若い人の着物で、いいなあと思うようなものでした。こういうのも京都気分が盛り上がります。ま、東京からもたくさん来場しているのだし、どこの人かはわかりませんけれど。

夏は濃い色、黒や紺の薄い布が見た目には涼しげに見えます。白っぽい色も、例えば薄いブルーなんかも涼しげですけれど。濃い色で夏の黒はいいなと思います。着ている方は、まったく涼しくないのですが。

いい着物だったなあと、思い出してもいい気分になります。