昨日。
部屋の中にいると、鳩が部屋側へ向かって「ほほー」と鳴き始めました。うう。もう絶対中にいる私に向かって鳴いている。ナッツはあげませんよ!と何も出さなくなったのに、細かいかけらがベランダに落ちていたことがあるのか、ベランダをちょっちょっとつついたりした後、ベランダの手すりにとまって、外に向かってではなく、家側に向かって鳴き始めるきじばと。ナッツを出していた時は二羽来ていたのが、この、最初から来ていた一羽だけ、やっぱりあきらめずに、家に来ては「ナッツ」とアピール。うーん。かわいいのだけれど、やっぱりいつかれるとこまるので、ナッツはなし。最初からナッツは四十雀にあげていたのだし。
おととしのヒヨドリも同じだった。ナッツとドライフルーツを切って出していたら、ヒヨドリがやってくるようになってしまい、最後のほうは朝早く、まだナッツが出ていない時などは、部屋に向かって「でてませんよー」とでもいうように鳴くようになってしまった。ほんとに外向きではなく、こっち向きに鳴くので、人が出しているというのはわかっていたのだろうと思います。でも、あなたにあげようと思って出していたんではないんですが・・・。
去年の冬から今年の春にかけては、だからフルーツは出すのはやめていました。それでも、ナッツでもヒヨドリは結構来てしまうので、小さい体の鳥しかとまれないところを工夫して作ったり、いろいろしました。その結果あまりヒヨドリは来なくなったのですが、鳩は力が強いのか、風が吹いたときに飛ぶかけらを目当てか、結構しつこくパトロールにやってきます。
雄か雌かは見た目でわからないのですが、この私に向かって「ほーほー」言う鳩を「はとこさん」と呼んで話しかけています。「はとこさーん。ナッツは出さないから、もう来ないでよー」だとか「はとこさーん。植木の上に座らないでよー」だとか。
困ったなあと思いながらも、なんだかいつも人なんてそれほど怖くないとゆったり歩き回る鳩を手荒に追い立てることもできずに、ちょっと近くから「はとこさーん。」と説得するしかありません。もうベランダには植木しかないのにやってくるはとこさん。そうなると、何も出さないのも悪いような気さえしてきます。いやいや、そこで出してしまったら、もう、鳩の巣になってしまう。
そんな「困ったなあ」を感じるはとここさんなのでした。