11月一番の展覧会

11月に会期が始まってすぐの根津美術館の「北宋絵画の精華」を見に行った。幸いなことに比較的空いている時に入れた。その展覧会の解説が日曜美術館であったので、それを見た。展覧会を見た時も音声ガイドを使ってざっとした説明を聞いているけれど、さらに詳しい解説をしてもらえるので、喜んで見た。

専門会の解説で、見てもわからなかった情報が追加されると、さらに面白い。北宋絵画の専門家の「現代では一覧してわかることが重視されるが、当時の絵は凝視するもの」というのは北宋だけでなく、他の、例えば日本の絵でも思う。昔の絵はじっと見て、長い時間を同じ場面を見て過ごしたのではないか、と思う。

見に行った時、単眼鏡がいるなあと思ったのはやはり正解で、番組でも単眼鏡で見ていました。私ももしもう一度行く機会があれば、単眼鏡を持っていこうと思う。今度はより解説も聞いているから、より楽しめると思う。