お手紙

ちょっと前の年賀状ハガキの切手が残っていて、封書に貼るに一円切ってが足りない。手持ちの切手を組み合わせても、どうにも一円足りないので、一円切手を買いに行かなければ。少額の切手はまだ売っているのだろうか、どこかでそろそろ売らなくなるというような話を聞いたけれども。

最近現金を扱う人が減って、お財布も小さいものを持ち歩く人が多くなったのだな、と思うのはお釣りや引き出しで出てくるお札が四つに折られている確率が高くなったこと、汚いお札が増えたこと。きつく折られたものを多くみるようになったのは、何かの時のため現金「も」持っている状態だからだろう。

私自身も買い物に滅多に現金を使わなくなった。が、どうしてもお札でないといけない場面があって、以前はよく比較的綺麗なお札や折り目のないお札に出会っていたのだけれど、もう銀行で新札に変えてもらわないとどうにも間に合わないようになってしまっている。とても大変なので、こういうこともキャッシュレスにしてくれまいか、と思ったりするが、頑固に手渡しとうい場所があるのだ。

だんだんキャッシュレスになって郵便も出す機会が減って。色々なものがオンラインでやり取りできるようになったけれど、便利になったけれど、不便にもなった。

ものが手元にあれば、そこにあるし、どんなものかわかる。あればあるし、なければない。そういう単純なせかいは不便だけれど、わかりやすくはある。