ねつさまし

そういえば、よく子供の頃は熱が出たときにと出される頓服(解熱剤)を「ねつさまし」と言っていた。

その「ねつさまし」のおかげで熱は下がる。ひゅーっと。

熱が下がれば特に咳が出るわけでも喉が痛いわけでもないので、体が動く。ということでその間にあれこれと家事をしている。

特に何をしているというわけでもないけれど、部屋は散らかる。この部屋がなにかすると散らかるっていうのは収納に問題があるのだろうなあと思う。きちんと収納できるように部屋ができていないというのに加えて、収納以上のものをもっているということなのだろう。

とにかく床に積まれている本はどうしようもない。

とっくに本棚からあふれてきてしまっているのだ。

家にずっとこもっているのでせっかくなので、以前さらっと見ただけの本をもう一度見たり、本を見ながらほかの本を見るといったことやスマホで調べながらなど普段はできないことをしながら本を見たり読んだりすることにする。

本を読んだり見ていると、出てくる言葉や絵などで、そういえば、と連想するほかの本や調べたくなることなどが次々と出てくるものだ。けれど、外出先ではそういったことを頭に思い浮かべながらもその場でほかの本を見たりはできない。だからせっかく家にるのでそういったことができるなあと思っている。

せっかくねつさましがくれた時間なので座ってできる遊びで遊びたい。