4月に入って、あっという間に2日。
東京は晴れ。
気温は上がらないという。
でも、春らしい日差しの高さで鳥たちもいつにもましていろいろな声で鳴く。今まであまり聞こえてこなかった種類の声。本当に一斉に鳴き始めて、あれはなんだろう、これは聞いたことがないなあなんて思って聞いている。ベランダに出たり、家の裏に行ったりトイレの窓をあけたところから聞こえてきたり。あっちこっちの方向でいろいろな鳥が鳴く。
お休みの日。
お休みの日を満喫したくて、前日に買っておいた気に入っているバターたっぷりすぎるクロワッサンをアルミ箔に包んでトースターで温める。油も小麦もいったん冷めてしまうと固くなってしまう。一晩おいたので、当日のおいしさは味わえないけれど、もう一度温めて、少し熱を冷ませばぱりっとしてきておいしく食べられる。
たまには使っていないお皿を使おう。と戸棚からアンティークのお皿、たぶん幕末ごろから明治のお皿を出してクロワッサンを二個、自分としては大盛で載せる。休日満喫。
気になっていた部屋の紙ごみも捨てたし、小物回りもふいたし、床に落ちている埃も吹いたし、昨日買ってきたままだった「ちふれ」のクリームも保管場所を整理してしまったし、まだいろいろしなければいけないのだろうけれど、もういいことにしてクロワッサンを味わう。
「ちふれ」のボラージクリームを愛用している。同じ「ちふれ」でもほかのものはだめかもしれないけれど、とにかくこの「ボラージクリーム」だけ、なんとか1か月以上の期間使っても湿疹がでないで済んでいる。特に良いクリームだとか、何か効能があるかどうかはわからないのだけれど、私はあらゆる化粧品でかぶれてしまうので、かぶれないというだけで「素晴らしい」となってしまう。
化粧水も今のところ使うことができるものを見つけられていない。いろいろなもの、最初は大丈夫かな？と思っていても2週間ぐらいすると、だんだん皮膚がごわごわしてきて、そのうち皮がうすくむけてきて、その後ぶつぶつができてかゆくて仕方なくなるというコース。一回でかゆくなるものも多い。
仕方ないので顔も手も体もこのボラージクリームでまかなっている。だからすぐなくなってしまう。もともと子供のころから石鹸がだめだったのだけれど、こんなに何でもかぶれるようになったのは10数年ぐらい前から。いっぺんに化粧品がだめになって顔が真っ赤になってしまい、人前に出るのでとても困った。数年間もうどうしようもなくて、その間でかなり炎症がシミになってしまった。
という状態でやっとここ数年でボラージクリームにたどりついたところ。これがだめになってしまうともうどうしたらいいかわからないので、ほかのものも試しに機会があればつかっているけれど、今のところどれも2週間ぐらいでゴワゴワコース。
日焼け止めも使えないのがとても困っていた。今年になってやっと、フィルナチュラントの優しいほう（？）が使えている。一応3週間たってもなんとかなっている。ちょっと怪しいけれど。日やけどめが使えるならほかのものも同じブランドで使えるか、というとそうでもなく、ほかのものも試してみたけれど、試したものは全部ゴワゴワかゆかゆコース。
逆もあって、洗顔やクレンジングが使えるものを見つけた時、それではそこで日焼け止めも使えるか、と思って買ってみたけれど、それは即赤くなって湿疹コース。
何が入っているか、によるのだろうと思うのでメーカーやブランドでは判断できない。
自分がどんなものにアレルギーを起こしているのか、はまったくわからない。化粧品はいろいろなものが混ざっていて、それぞれがどういう風に混ざっているのかわからない。代表的な「これこれ」というものと決まっていればわかりやすいのだけれど。そうでもなさそう。アルコールは確実にアレルギーがありそうだけれど。
年齢があがってきているのできちんとお化粧したいのだけれど（しなくても素敵な人はいらっしゃるけれど、私はそういうタイプではない）、できなくて、さえない感じで暮らしている。家にいるときはいいのだけれど、外に出るときや仕事の時はとても困る。それにさえない感じや「弱そう」な感じに見えるので、混んでいる電車や駅などでは意外と危険なのだ。なんとかならないかなあとずっと思っているけれど、体のことはどうしようもないところがあるので、ある程度はあきらめている。
体といえば。
去年から甘酒を夕飯の後に飲んでいる。もともとお漬物、お味噌など家で作ったものを食べているけれど、もっといい菌をおなかに入れよう、と甘酒を始めた。以前甘酒を飲んでいた時に買ったカモシコがまだ現役で働いている。このカモシコ、かなり以前に買ったのに、まだ元気に働いてくれている。まあ、一定温度に一定の時間温めるぐらいしか機能がないからだとは思うけれど。ありがとうカモシコちゃん。
甘酒はものごく甘くて驚く。毎日蕎麦猪口一杯飲むことにしているけれど、少し薄めてのんでいるぐらい。ショウガを足して爽やかにして飲んでいる。
私は腸の病気になったことがあるので、人よりおなかを大切にしなければと思っている。おなかのいい菌がんばれ。と野菜などをせっせと送り込んでいる。
