旅立っていった

不用品たちは半分旅立っていった。

本と着物。

送ってしまうとまったく自分の手から離れるので、すっきりする。捨てるよりリサイクルした方が気が楽なので、今のようにリサイクルが手軽にできて便利だなと思う。

若いころ家族にもらってまったく使っていなかったグッチのバッグ、これもリサイクルに出そうかなと思っていたのだけれど、グッチのバッグって、何もしてなくても内側がドロドロになるものがあって、私のがそれ。内側がドロドロでいかに未使用でもこんなものをリサイクルにだすわけにもいくまい。ということで修理してみようと思う。修理した上で誰かにあげればいいのかなと思う。古いバッグなんて誰もいらないかもしれないけれど、黒なので使うこともあるかもしれない。

それにしても、変なブランドだなと思う。内側のライナーがドロドロになる製品なんて。いくらするのかは知らないけれど、そんなに安いものでも無かろうにと思う。変なの。今ではそういうものはないのかもしれないけれど(あるのかもしれないけれど)、自分では買わないな(もともと買えないのだろうけれど)と思う。

若いころ買って、特殊な場合のために買ったワンピースも三枚とブラウス一枚、予約をとった衣料品リサイクルにもっていくことにする。こちら一回来たぐらいで大事にとっておいたものだ。誰かが着る気がでるかどうかはわからないけれど、リサイクルへもっていく。