また

また本の整理。がんばって捨てる。本当は全部捨てたくないのだけれど、捨てないと。もう床に本を置くのは嫌。

捨てる前に読んでおこうと読み始めるので、読みたい本から読むという順番にはならない。

雑誌もとってあるものを捨てようと思うのだけれど、きれいな写真があると、きれいだなあと見ていてなかなか捨てられない。

こんな風に一生懸命本を捨てているのに、年末のセールで上村松園の冊子を買ってしまった。だって。

今回買ったのは美術館で販売していた小冊子で小さい版で上村松園の美しい女性の絵を眺めることができる。この人の描く女の人は男性が描くのとは違う目元、眉のあたりがあって、そこが好き。そして着物が今の人とは違ってほんとに、ほんわり、ふっくらしていて好き。

上村松園はエッセイも面白い人で、この人のお母さんについて書いた文や子供のころのことをちらっと書いているものはすごく面白い。昔の京都市内のあのあたり、このあたりの昔の姿がちらっとかかれていて、へーと思う。