古本二冊

一冊読んで面白いと続けて同じ作家やその作家、あるいは登場した物、人に関連する関連書籍を読みたくなる。

台所太平記を読んで、谷崎家に興味を持ったので、谷崎潤一郎の弟が書いた「懐かしき人々」を読む。まあ有名な人なので、いろいろなことは大体いろいろなところで書かれているのです。と読みながら思う。兄弟の関係は、へーなるほど。と思う。弟からみた親戚の話。

そして、関連書籍ではない・・・少し前に三浦しをんのエッセイを続けて再読したので、読んだことがなかった「シュミじゃないんだ」を購入。読む。はっきりと面白くない。もともと読書家の著者だけれど、そのなかでも多大な興味を持って呼んでるBLについての書評ではなく、紹介エッセイ。かな。他のエッセイのあのあたりの時期だな、とわかる重複する内容があるのと作家自身がとても若いからか、そのおすすめBLの内容に対する考察はあまりうまくいっていないように見える。もし、現在同じようなものを書けばもっと上手に書くだろうなと思う。

というのも、文楽(と筋)を紹介した本はなかなかの考察だったから。

もしかしたら、私が特に興味を持たない内容についての考察だからというのもあるかな。興味がない関心がないのはBLだからというのではないのだけれど。

ずっと読書から離れているのは、とにかく読書にあてていた時間を曲を覚えたりするのに使わなくてはいけなくなったから。あとは目があまりちゃんと見えないから、読みにくいんですよ。うう。