意外と便利だ

かなり前に作ってそのままになっていたお召しを先週出してきて着てみた。だいふ前に作ってそのままになっていた。作ったそのころ、まったく実感できていなかったけれど、確かにお召しはあると便利だな。と思う。

紬ほどカジュアルじゃない、柔らか物ほどふんわりひらひらしていない。という絶妙さがある。色や模様もいろいろだし。当時勧められて作ったけれど、その勧め方もそんな感じだったけれど、当時は「うーん。そういうものかなあ。」ぐらいの感じだった。当時勧めてくれた人はちゃんと考えてくれてたんだな。色合いも私にあっていたらしく(当時自分に合っているか合ってないかも、まったく、まーーーったくわからなかった。)かなり前に作ったものだけれど、今でも着ることができた。その時、これも合うからと作った帯もちゃんと合っている。うん。当時はほんとに「へ・・・そうなのか・・」ぐらいの感じだったけれど。

当時はどちらかというと柔らか物のほうの需要が私は高かったから(それほどカジュアルな場がなかった)、へーぐらいの感じだったけれど、今「着物で出かけましょうよ」みたいなことを言われると、当時勧められて買っていた紬だとかそういうものが役に立つようになった。改めて出してその当時勧められて作った帯なんかを合わせると「確かに合っている」と思う。当時はほんとうに「合ってるんだ・・・へ・・・---。」ぐらいの感じだったけれど。

というわけで、遅まきながら(その当時、紬やお召しで着る練習をしてどんどん出かけろと言われていたんだけれど、してなかった。)、お召しや紬を着始めている。まだ若さが残っていたころ頑張って作ったものだから、まだ着られてよかった。と思っている。