今日は曇り

日曜日。

曇りで前日までとはうって変わって、曇り空。けれど、気温は思ったより下がらず、家の中では半そでで過ごしています。

五月の上旬だというのに、異様なと思うけれど、もう気候が変わってしまっているのだから、そろそろ驚くのはやめなければと思います。でも、毎年驚いています。

このぐらいの気候ならば、着物で汗だくも避けられるかもとは思いますが、やっぱりしたは麻の単、上も単というよりは薄物を着たくなるような、そんなムシムシした空気です。もうそろそろ六月が衣替えとは言わない方がいいのではないか、と思っています。もう五月には夏物で、といってもよさそうです。日差しも強いですし。そうなると、ますます夏物の期間がながーくなってしまうのですが。だって十月になっても三十度を超えることがあるのですし。二十五度を超えると夏日。三十度は真夏日。では、今の真夏の四十度に届かんとしている気温だと、どうなんでしょうね。三十五度も当たり前の今の夏は、真真夏日

機関紙「和菓子」が四月の終わりごろ送られてきたので、読んでいます。前号に引き続き「文学と菓子」。

散歩に行く途中、オオスズメバチの死骸発見。道端にごろんと転がっていました。とても大きいので怖い。なぜ一匹だけであんなところで死んでいたのか。と不思議に思いましたが、帰りに見たらもうなくなっていました。誰かが捨てたのかなあ。あるいは蟻がせっせと運んで行ったのか。でも、コンクリートの上にごろーんと転がっていたので、そんなに素早く蟻がきそうにもなかったのに。

家にいるといろいろな種類の鳥の声が聞こえてきます。四十雀が「みんなあつまれ!」の声を発しています。何かおいしいものでも見つけたのかなあ。

四月の半ば、能登へ行った。奥能登をめぐったのだけれど、帰りに輪島により、輪島のゆずのゆべし、柚餅子総本家中浦屋というところの丸柚餅子というお菓子を買いました。もち米とゆず、みそでできているもので、カチカチで固いのでそのままではあまりおいしくないけれど、温めるとおいしい。切る前から、何よりゆずの香りが立っていてかぐわしい。

おすすめの食べ方として、あぶったりするほか、チーズと合わせたり天ぷらにしたり、お吸い物に入れたりと書いてありました。香がとてもいいので、お吸い物もいいかもしれないなと思う。昔ながらバージョンだとそのまま食べると固いので、柔らかバージョンも作っているようです。でも、昔バージョンのほうが特徴があって面白い。

能登はなかなか楽しかったのだけれど、車がないと観光するのは大変だなとも思いました。いろいろ行きたいけれど、私は車を運転できないので行けない場所は多いです。