勢い

また、襦袢を買ってしまいました。襦袢買いすぎ・・・。というか納得いくまでいろいろやってしまって、失敗もいっぱいする・・・。のがいつも。

半襦袢を愛用しているのですが、やっぱり長い襦袢も欲しい。今回、買ったのは、前からずーっとずーっと欲しいと思っていた洗える絹の襦袢。もう現在の日本で普通に着物を着るには襦袢は洗えないと無理なのでは。と思っているのですが、どうでしょうか。もちろんハレの着物はいろいろあるのでしょうが、そうこまでハレじゃない場合、洗えないのは、特にもう、4月以降となると、汗をかくような気候ですし。着物をまもるため、下着だとか襦袢に犠牲(汗)になってもらうと考えると、襦袢洗えた方がいいと思うのだけれど。着物業界は、この気候変動についてどう思ってるんでしょうねえ。

木綿を着ろ!という声もあるかと思いますが・・・。木綿もいいんですけれど、木綿って置き場所が困るんです。私の場合。木綿て虫を呼ぶというか。絹とは別に保存しておいたほうが無難なもの、と思ってます。それにちょっとしたワンピース代わりにお友達と会うときとか来てほしかったら、メンテナンスがうまくできるように工夫するとかしないと、無理では・・・。と思います。それに、場面によってはやっぱり雰囲気合わないですし。そんなおあつらえ向きで、お手頃なんて売ってないし。

ものすごくカジュアルなものより少しお出かけからセミフォーマルが一番着る機会があるのです。お稽古会に出るとか。

私は着る必要があるので、真夏に着物を着ますが、もう、毎回「ダメになるのでは。着物。」と思ってます。40度になるような気候で着て出かけると、「死ぬ・・・。」と思いますよ。この世に冷房があってよかった・・・。真夏の襦袢は麻なので、洗えるのでいいのですが、まあ、麻だとちょっと寒く見えるか・・・というときの襦袢も洗えるものがいいなーと思っていたので、ずっと洗える絹(すでに縮ませているのであろうと思ってます)はありがたし。九月だって十月だって夏みたいに暑いですし。五月になれば真夏日がやってきたりする日本ですし。こう考えると、私の子供の頃って、夏は暑くて耐えられないなーと思ってましたが、甘かったなと思っています。今考えると涼しい・・・。

ポリエステルも最近すごくいいなと思ってますが、質感は劣る。そして、ポリエステルだと私の場合は、何もないとき(買い物とか会食とか)であればいいのですが、動き回る(体を激しく素早く動かす)場合は、あまり向いていません。摩擦で問題が起こるので。(実際ピンチというか、もうカバーできない出来事があったことが)

とにかく、洗える絹の襦袢を買えたので、今度こそ襦袢は打ち止めとしたいものです。が、今回買ったのはグレーなので、黄色系のものが売り出されたらまた買っちゃいたい・・・。穴の開いた袋。それが私。

注文したので、出来上がるのがたのしみー。もうたのしみーと思っておくしかない。穴があいている袋からの報告でした。