合間に

仕事の合間に青空文庫樋口一葉、「分かれ道」。

子供の頃、樋口一葉はどちらかというと嫌いだったのですが、今は読みます。以前より人の暮らしが身に染みる。

樋口一葉自身がとても厳しい生活をしていたのだけれども、この若さ(若くしてなくなっていて出費つ活動期間も驚くほど短い。非常に気の毒。才能があったのに。)で、こういった人々の寂しさ悲しさの中の慕わしさ仕様のなさのようなものをするすると書くことができたのはすごいなと思う。そして、書くことができたのに。とも思う。

青空文庫のおかげで色々な本を読むことができるし、国会図書館の画像公開で、たまにクラブ活動で江戸時代の本を輪読したりとネットのおかげで本を読む選択肢が広がったのは嬉しい。どちらかというと紙の本のほうが好きなのだけれど、目が悪くなってから紙の本はもうあまり見えなくて、ネットのほうが巨大化できるので手に取りやすく感じる。

次は北原白秋のエッセイをダウンロード済。休み時間に読む予定。