ギャラリー

この間、蔵前のパラポリカビスに行きました。倉庫の一部の本棚になているところや壁の一部に絵を展示していたので、ギャラリーではないのだけれど、事務所の一部をギャラリー代わりに使っているという感じでした。大学生の頃ギャラリーに出入りしていたことがあるのだけれど、それをちょっと思い出しました。それと、芸術家にも社交や営業力が必要だなあと毎回思っていたのですが、そんなことを思い出しまた。ギャラリーに行くと本人が在廊している時は、本人が来客の相手をしたりするのが一般的。お客様も在廊している日を目指していく人もいて、本人と作品の話をしたいという人がいるのだと思う。そういう時、お客さんの相手をしたり、作品説明をしたりとか上手にできるのがプロというものだし、そういて再度、画廊に足を運んでもらうという宣伝でもあります。私はそういうことをするのもされるのも苦手なので、「偉いなあ」と毎回思います。私は作家さん本人が居ることを目指してはいかないので(ご本人のとお会いしたいとはあまり強く思わない。感想を伝えたいとはあまり思わないからだと思う。)、在廊日を狙って行くことはないのだけれど、今回は作家さんが在廊日で、少しお話できました。

絵の感想って難しいなあと思うのだけれど、作家さんとはネットを通じて少し交流があったこともあって、今回はお会いしたい人柄と思っていたこともあって、お話できてよかったです。

そして、久しぶりにギャラリーを訪ねて、やっぱりいくと楽しいな、と思いました。ギャラリーは都内にわんさかあるので、また探して行ってもいいなと思いました。

学生の時、自分でも個展をしたことがあって、その頃はこういうギャラリーにいる人々というのになんとなく慣れていたのだけれど、久しぶりに、ギャラリーにいる人々にも触れて、「そうだったこんな感じだった」と思い出したりもしました。

美術館みたいに一方的にひっそり見るのが向いているので、ギャラリーを敬遠していましたが、まあこっそり行ってこっそり帰ることもできるだろうから、巡ってみようかな。