ラプトル・・・

幼稚園のころ、恐竜の名前で文字を覚えた。らしい。

今も恐竜には少しだけ興味がある。子供の頃みたいに恐竜の本ばかり見ているということはまったくなくなって、新しい名前に困惑するぐらい恐竜の話題からは離れてしまっているけれど。

いまだに恐竜の姿には興味があるらしく、テレビでジュラシックシリーズを放送していると、見てしまう。あれ、苦手なシーンが割合あるのだけれど(人や恐竜がころされたり、けがをするシーンがある)、それでも恐竜がまるで生きているみたいにどかーんと出てくるシーンはうれしく、つい見る。

今回はシリーズ内の「ワールド」の一作目、全体では4作目かと思う。このワールドで印象に残るのはTレックス・・・ラプトル・・・モサササウルス。モササ、NHKの恐竜番組でも印象深かったのだけれど、やっぱり大きいからかなあ。

ラプトル君たちも、次々とやられてしまって悲しい気もちになるこの「ワールド」。ラプトルもやっぱりかわいいなあと思ってみてしまう。

NHKの恐竜CG番組でもそうなのだけれど、生き物がけがをしたり殺されたりするシーンは見ていてとてもつらい。普通の動物ドキュメンタリーでも生き物の捕食シーンは子供のころから苦手。自分も生き物を食べているので、この抵抗感はよくないのではないか、と思うこともあるのだけれど、見ていてつらい。もし、自然界にいれば自分も食べられる側の弱い生き物だからだろうか。

なぜか「いいやつ」あつかいになっているTレックス、最後に生き残ったラプトル君が森に帰っていくところだとか、ちょっといい感じで終わる「ワールド」。何度見ても巨大恐竜がわさわさ出てくるのを見るのはわくわくしてしまうものだ。